マゾヒストとして興味のある物・文献・小説・道具などを徹底解析していきます。
半獣の拘束具
pet

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半獣(ペット)の拘束具―汚辱の人間便器 (マドンナメイト)

 マゾヒストならほとんどの方が目を通した事のあるはずの、あの阿部譲二氏の傑作集です。
すでに絶版となっていてかなりプレミアがついているようですが確かに作品は優れた物ばかりでかなり惹かれました。

収められている作品は4作です。

●生贄の汚辱姉妹

●屈辱の新婚旅行

●奴隷犬の婿養子

●転落の改造人間

どれも男が屈辱の限りを味わうことになるマゾヒスト好みの作品になっています。

裏表紙 あらすじより
目に前の股を拡げた女の足が、前に伸びた彼の首輪の鎖をたぐり、グイと引いた。
 パンティに覆われた柔らかなクレパスが、彼の顔面に押し付けられたかと思うと、女の身体が反転し、その尻を顔に敷く形になった。
 ムーッと女の尻臭が、そしてむせるような性臭が彼の鼻孔を襲う。
女のパンティが彼の顔面を擦るようにして取り去られ、じっとり湿った柔肉が清治の唇を抑えた。
「ホラ、お尻の穴だよ。しっかりお舐め!」

「ホラ。もっと舌の先に力をこめて、その唇も使って、足の裏の汚れを吸い取るんだよ。・・・そう、指の間も丁寧におやり」
 首輪の鎖がピンと引かれた状態で、信彦の顔面に押し当てられた女の足の裏が、彼の顔を蹂躙する。
 彼女の汚れた足裏は、苦味を含んだ塩辛い味を、信彦の口中一杯に拡げた。
「フフフ、わかった?奴隷の身分が。・・・・そろそろ、とどめを刺してやるわ」
 敬子は鎖を放すと同時に、ぐんと足裏に力をこめて、信彦を仰向けに倒した。一瞬、背中に手錠が押し付けられ。痛みに顔をしかめる。
敬子は、信彦の顔を両足の踵で挟み、顔を跨いだ姿勢でじっと男の顔を見下ろした。
「奴隷犬はね。御主人様の匂いを覚えるのよ。・・・お前にふさわしいのは、私のお尻の匂い。・・・・フフフ、たっぷり嗅がせてやるわ」
(生贄の汚辱姉妹より)
s1
s2
「貴方は、ここで私の手で、人間の資格を奪われるのよ。・・・・そうね、一年か二年かかるかもしれないけど。最終的には人間の皮を被った犬にしてあげる。・・・それも、女に仕える最低の奴隷犬にね。・・・それで、二度と雅子さんとの結婚はおろか、人間として対等の口を聞けないようになるのよ。・・・クックックッ、まだよくわからないようね。それじゃ。具体的に教えてあげる」
陽子は煙草の煙を、フーッと天井に向けて吐き出した。
「まず、第一の段階として、今日から貴方はこの部屋で、私の奴隷教育を受けるのよ。・・・貴方は犬になるんだから、鼻が利かなくちゃね。・・だから、毎日私のお尻の臭いを嗅がしてあげる。・・・それから舌も大切よ。私の汚れた足の裏や、ウンコのついたアヌスを舐めて味を覚えなさい。・・・私のセックスにも、舌で奉仕するのよ・・・・食事はここで四つん這いになって私達の残飯を食べる事。・・・・それから、これが肝腎なことだけど、貴方は、もうこれから普通のお水は飲ませてもらえないのよ。その代わり私のオシッコを飲ませてあげる、どお?貴方はこれから一生、毎日女のオシッコを飲んで、人の残飯を食べて暮らすのよ。・・・・

(転落の改造人間)より
コメント
この記事へのコメント
半獣の拘束具
そうですか。プレミアがついてるのですか?捨てなければよかったです。でもあの本十年くらいしかたっていませんよね。私ねスレイブ通信かなんかで初めて阿部先生の小説読んだときにファンレターを出したんです。大体「先生の作品感激しました。今までの小説は奴隷といっても自分がなりたくてなってるのばかりで結局は虐められるのを楽しんでるのでつまらなかったけど先生のは無理やり奴隷にされてしまう絶望感が最高ですよ」って内容でした。そしたら直々に返事きたんですよ。「先生なんて恥ずかしいですよ。ただ好きで書いてるだけなんだから。でもあなたが言うように私も今までのM小説は自分から好きで奴隷になってるのばかりなのが不満だった。だから自分で書いたんです」って。
2008/04/20(日) 03:59:37 | URL | カリヤ #-[ 編集]
カリヤさん
確かにこのパターンの小説・・私はマゾ小説というよりS女小説として分類していますが・・は衝撃的でしたね。
屈辱モノとして私の中でも最高の位置にありました・・
2008/04/20(日) 22:48:05 | URL | kazowk #-[ 編集]
思うのですが
現代の奴隷はどんなハードな責めを受けてもひどいことをされても、それは全部自分の自由意志で希望してされてるわけで(「全部ではない」と言われるかもしれませんが)それは自己責任ですよね。だから私はそれは奴隷ゴッコと呼ぶべきだと思うのです。そうでなければ戦争で負けたりアフリカから無理矢理連れてこられて奴隷にされた多くの人々に対してあまりにも失礼だと思うんですよね。意に反して不幸な一生を送った彼らが今奴隷遊びを楽しんでる我々を見たらどう思うでしょう?侮辱されてると思うのではないでしょうか。まあ奴隷という言葉にもいろんな意味があるので私が言っても仕方ありませんが、阿部先生の小説は理不尽にも無理矢理に奴隷にされた主人公が辛く苦しいだけで(そこから喜びを見出すなんてことはなく)奴隷として一生過ごさなければならなくされて、そこから逃れられない絶望的な状況で終わっているところがとてもよかったと思っております。但しあまりにもワンパターンで最後の方はあきてしまいましたけど。
2008/04/23(水) 05:44:35 | URL | カリヤ #Sm/ug.UM[ 編集]
そうなんです。
そうなんです。私の好きな言葉の一つに『他人の苦しみは百年我慢できる』というのがありますが阿部先生の小説はまさにそれでした。話が変わりますが昔、高いSMビデオを買ってきて何が頭に来るかって女王様が奴隷に優しくしてあげてる場面や中途半端な責めはもちろんですが奴隷が恍惚になって「じょおーさま〜」とか甘えてると無性に腹がたちました。もちろんそんなビデオすぐ捨てました。何度もです。「他人が喜んでる場面なんか金取って見せるなよ」と思います。ビデオは中身が全部見れないから買ってくるのはギャンブルでしたね。そういう体験を何度もしたので阿部先生の作品はその点では安心して読める優良な物件でした。あと阿部先生の小説に春川ナミオ先生が絵を書いていたのがありましたがあれはミスマッチでしたね。春川先生の描く女性は阿部先生の描くS女性のイメージじゃなかったですよ。だって春川先生の女性は高貴で気品のある女王様タイプだけど阿部先生のイメージは意地悪いねーちゃんや下品なおばさんが多かったですからね。(もちろんそういう女性に貶められた方がMとしての惨めさが増すので小説としてはその方がよかったですけど)
2008/04/24(木) 03:00:47 | URL | カリヤ #3J0zFFxs[ 編集]
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